WMI 修正(VISTA)
備忘録。
VISTAにて下記(1)(2)のアプリケーションエラーが出て、WMI異常のためバックアップがうまく動かなくなっていたが、
winmgmt /resetrepository
コマンドで解決した。
(1)VISTAアプリケーションエラー(イベントログ)1
ログの名前: Application ソース: Microsoft-Windows-WMI 日付: 2007/02/24 18:36:14 イベント ID: 43 タスクのカテゴリ: なし レベル: 警告 キーワード: クラシック ユーザー: N/A コンピュータ: AAAAA |
説明: 次のエラーのため Windows Management Instrumentation ADAP は名前空間 \.rootcimv2 に接続できませんでした: 0x80041002 イベント XML: |
(2)VISTAアプリケーションエラー(イベントログ)2
ログの名前: Application ソース: Microsoft-Windows-WMI 日付: 2007/02/24 18:32:17 イベント ID: 28 タスクのカテゴリ: なし レベル: エラー キーワード: クラシック ユーザー: N/A コンピュータ: AAAA |
説明: WMI コア、プロバイダ サブシステムまたはイベント サブシステムを初期化できませんでした。エラー番号は、0x80041002 です。WMI を正しくインストールしなかったか、WMI データベースのアップグレードに失敗したか、ディスク領域またはメモリが不足していたことによるものです。 イベント XML: <Event xmlns=”http://schemas.microsoft.com/win/2004/08/events/event”> <System> <Provider Name=”Microsoft-Windows-WMI” Guid=”{1edeee53-0afe-4609-b846-d8c0b2075b1f}” EventSourceName=”WinMgmt” /> <EventID Qualifiers=”49152″>28</EventID> <Version>0</Version> <Level>2</Level> <Task>0</Task> <Opcode>0</Opcode> <Keywords>0x80000000000000</Keywords> <TimeCreated SystemTime=”2007-02-24T09:32:17.000Z” /> <EventRecordID>746</EventRecordID> <Correlation /> <Execution ProcessID=”0″ ThreadID=”0″ /> <Channel>Application</Channel> <Computer>AOPEN</Computer> <Security /> </System> <EventData> <Data>0x80041002</Data> </EventData> </Event> |
winmgmt の引数と説明は下記。
> winmgmt /? Windows Management Instrumentation 使用法: winmgmt [/backup <ファイル名>] [/restore <ファイル名> <フラグ>] [/resyncperf] [/standalonehost [<レベル>]] [/sharedhost] [/verifyrepository [<パス>]] [/salvagerepository] [/resetrepository] /backup <ファイル名> WMI でレポジトリを指定ファイル名にバックアップします。 ファイル名引数には、ファイルへの完全なパスを指定する必要があります。 バックアップ処理が完了するまでレポジトリへの書き込み処理を 中断するため、この処理ではレポジトリへの書き込みロックが 必要です。 /restore <ファイル名> <フラグ> 指定したバックアップ ファイルから WMI レポジトリを手動で復元します。 ファイル名引数には、バックアップ ファイルへの完全なパスを指定する必要 があります。復元操作を実行するときは、操作の失敗時に書き戻すため、 既存のレポジトリを保存します。次に、レポジトリは、ファイル名引数で指定し たバックアップ ファイルから復元されます。レポジトリへの排他アクセスが できない場合、既存のクライアントは WMI から切断されます。フラグ引数は 1 (強制: ユーザーを切断し復元する) または 0 (既定: ユーザーが接続され ていない場合に復元する) にする必要があり、復元モードを指定します。 /resyncperf WMI でシステム パフォーマンス ライブラリを登録します。 /standalonehost [<レベル>] Winmgmt サービスを固定 DCOM エンドポイントがあるスタンドアロンの Svchost プロセスに移動します。既定のエンドポイントは "ncacn_ip_tcp.0.24158" です。ただし、エンドポイントは Dcomcnfg.exe を 実行すると変化することがあります。レベル引数は Svchost プロセスの認 証レベルです。レベルを指定しない場合、既定値は 4 (RPC_C_AUTHN_LEVEL_PKT) です。 /sharedhost Winmgmt サービスを共有 Svchost プロセスに移動します。 /verifyrepository [<パス>] WMI レポジトリに対して整合性チェックを行います。<パス> 引数なしに /verifyrepository スイッチを追加すると、WMI で現在使用されているライブ レポジトリが検査されます。パス引数を指定すると、 レポジトリの任意の保存済みコピーを検査できます。この場合、 パス引数にはレポジトリの保存済みコピーへの完全なパスを指定する必要が あります。保存済みレポジトリはレポジトリ フォルダ全体のコピーに する必要があります。 /salvagerepository WMI レポジトリに対して整合性チェックを行い、 不整合が検出された場合は、レポジトリを再構築します。 不整合のレポジトリの内容は、読み取れる場合は、再構築されたレポジトリ に結合されます。回収操作は、常に WMI サービスが現在使用しているレポジ トリを対象とします。#pragma autorecover プリプロセッサ ステートメントが 入った MOF ファイルはレポジトリに復元されます。 /resetrepository レポジトリはオペレーティング システムが最初にインストールされたときの 初期状態にリセットされます。#pragma autorecover プリプロセッサ ステート メントが入った MOF ファイルはレポジトリに復元されます。